1-1 神岡の廃ビル

神岡鉄道の終点、奥飛騨温泉口駅の近くに残っていた廃屋。現役時代はどんな目的で使っていたのかよくわかりませんが、
普通のオフィス風にも見えました。学校ではなさそう。建物自体はしっかりしていたけれど見事なほど窓ガラスが割れていました。
出入り口が見つからなかったので中は見ることができなかったのが残念。変わった壁面と風で揺れるカーテンが印象的でした。

単独での探索でしたが、助手のKatsu君に感想を聞いてみました。

1.反対側の橋の上から見た建物の全景です。
窓ガラスは全部割れ、かろうじて窓枠が残るのみ。
なぜか出入り口はどこにも見つかりませんでした。
2.建物の正面と側面。けば立った壁が印象的。
縦に細長い窓も珍しい。現役の頃は洒落た
ビルだったと思われます。
3.こちら側は窓ガラスの破片すら残っていませんでした。
バラバラになったブラインドと裾がぼろぼろに破れた
カーテンが壊れた建物の凄惨さを強調していました。
4.二階の部屋は比較的状態が良さそうで窓ガラスは
無いけど窓のカーテンやブラインドは残っていました。
あれから5年以上経ち、どうなってしまったのか?

作者:どうだ?俺が廃屋探索の虜になったきっかけになったのがこの廃屋だったんだぞ。
助手:うひゃあ・・・いきなりインパクトありますね。やっぱり、ささくれた壁面が目を引きますね。
作者:だろ?なんかしゃれた・・・というか、廃屋らしい・・・魅力的な建物だったな。
助手:中には入れなかったんですか?
作者:うう、1階には閉じたシャッター扉が一つあるだけで、入り口らしいところがなくて・・・窓も高い位置だったから、ちょっと無理だったな。
助手:外から見る限りではがらんとしているようですが、気になりますね。
作者:軍手とかロープとか、それなりの準備があったら潜入も可能だったな。
助手:ここは先輩が唯一、二度訪れた廃屋でしたね?
作者:そう。1と2は1993年5月、3と4が1994年8月だ。わずか1年ながら、窓ガラスがないせいか、老朽化が進んでいたなあ。

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