1-107 富山県氷見市の海の家

富山県氷見市の某海水浴場に近い、海の家の廃墟。
超マイナー物件、おそらくオリジナルのネタでしょう。

作者:2階に何もなければ、単なる廃屋となってしまう。これはアカン、これはアカンで!!
助手:松っちゃんですか(笑)外の看板が、全てを語っているとは限らないってことですね。
作者:看板自体がかなり色褪せていたからな。
助手:でも2ページに分けたってことは、それなりのモノがあったってこと・・・なんでしょ?
作者:・・・。それじゃ、写真をどうぞ。

5.2階へ

もう一度正面側へ。戸を隔てて、内部は狭い通路です。

正面玄関と思われる貧弱な戸の裏側に、2階への階段がありました。
玄関ホールなどはなく、すぐに階段です。狭いです。

空き缶置き場を匂わせる手書きの張り紙。泣かせる貧弱さ。

壁が崩壊して、外が見える箇所がありました。

作者:とても利用者が昇降するためとは思えないような貧相な階段。
助手:ますます廃屋らしさが増しましたね
作者:壁も崩壊してる。この物件も少しずつ朽ちてゆくのだろうなぁ。
助手:明星のどんぶりくんって懐かしいですねぇ。ノンフライカップ麺の元祖。
作者:そこかよっ(苦笑)。

6.2階内部

やっと海の家らしい空間がありました。
複数の部屋の仕切り(襖)を取り外して大広間仕様になっていました。
床に落ちている布は、窓に掛けてあったカーテンでした。

1階の部屋とは正反対に、モノが少なくすっきりしています。
掃除さえすればまだまだ使えそうです。

屋外用のベンチが部屋にありました。埃が溜まってます。

床の間に掛け軸が残っていました。

ウレタンマットの安っぽい座布団が数枚。
残された品物が、なんだか旅館の備品のようです。
かつては旅館(民宿)として使われていたのかもしれません。

柱にあった小物のアクセントが素敵でした。

助手:なるほど。ここを海水浴客が使っていたっぽいですね。
作者:いつまで使っていたかはわからないが、かなり埃っぽかったので、かなり廃墟年齢は高いかも?
助手:1階とは正反対に、全く荒らされていませんね。1階の荒らしは泥棒さんの仕業でしょうね。
作者:しかし窓のカーテンを全部取り外して、ご丁寧に一枚ずつ置いてあるのはどう説明するのだ?
助手:襖の類も全部取り外してありますから、リフォームしようとしていたんでしょう、きっと。
作者:最初は小規模物件のつもりで訪れてみたら、思いがけず写真が多くなったね。こういうのも廃墟探索の面白いところだな。

おわり


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