1-11 岐阜の診療所?

助手:先輩、昨年末に岐阜に行った時、こんなもん撮ってきたのですが、よかったらどうぞ。
作者:おっ、Katsuが廃屋ネタを持ってくるとは珍しい。なんかあったのか?
助手:いや、特に理由はなかったんですが・・・。駅前をぶらぶらしていたら、なんとなく気になったので。
作者:岐阜県のどこにあるの?
助手:名鉄の美濃町線に乗ってください。そこの終点(厳密には終点ではないそうです)新関駅のすぐ前にありました。
作者:アプローチは簡単だな。気軽な廃屋ウォッチングには絶好の立地じゃないか。

「関保健所」とあります。なかなかレトロな
コンクリート造りがいい感じです。扉は
残念ながら締め切りだったそうです。

作者:いい感じの建物じゃないか。中には入れたのかな?
助手:・・・いや、僕にはそんな趣味はありませんから。でも一応確認しました。正面の扉はだめです。施錠済みです。
作者:正面の扉に貼ってある説明書きは、読んできたか?
助手:完全には覚えてないですけど、ここはもう、診療所じゃなくて何処かの工場の作業場として使われていたみたいです。実際、敷地はかなり広くて周りは全部柵で囲まれていました。二階は住める設備があったみたいですね。その作業場も今は移転したみたいで建物の中は空っぽです。一階の窓からちょっとだけのぞけますけど何もないみたいでした。潜入できそうなところはなかったですよ。先輩でも潜入は無理でしょう。
作者:うーん、残念。

有刺鉄線のある柵が侵入者を阻むようです。
いい具合に破れたカーテンが面白いですが
おかげで中が全く見えない・・・。

助手:いかがでした?
作者:中に潜入できたらよかったなー。今度一人で行ってくるかな・・・。
助手:ですから、中への潜入は不可能ですってー。
作者:いつものように、裏口を探して・・・
助手:有刺鉄線を越えられますか?
作者:・・・む、無理か・・・でも、いい物件だったな。小ネタとしては上出来だ。


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