僕が湯涌温泉に着いたのは午後3時ごろ。暗くなる前に探索を完了したい。今回は不便を承知でマイカーを使わず路線バスを使用。何かあったとき、車があると逃げやすくはあるが車種から足が付くこともあるからである。ちょっと危険が伴う今回の探索は慎重に行きたい。バスを「湯涌温泉」で下車。温泉街はこのバス停の周辺に集中しているが、白雲楼ホテルはここから山をちょっと登らなくてはならない。最初に見えてきたのはこの板塀に囲まれた敷地でした。後ろに見えるのはまぎれもなくあの「白雲楼ホテル」です。ここは正面入り口ではなく、ここからの潜入も不可能なので、先を急ぎました。

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