1-19 備前の廃工場?(完結篇)

作者:いいねえ。旅先の物件にしては極上だな。これはぜひ潜入せねば。どこから入ろうかな・・・
助手:先輩、幹事を待たせていますから、手短に・・・お願いしますよ。
作者:わかってるよ。外観の写真はもういいからさっさと中に入るぞ。入り口を探すんだ。
助手:ふむ・・・今回は周囲の目を気にしなくてもいいけど、ドアや窓はぜんぶ駄目みたいですね。
作者:うーん、割れた窓からなら入れるけど・・・もっとスマートに入れる場所は無いかな?
助手:それなら、さっき裏側の写真を撮ったときにちょっと見えた奥の建物なら入れそうでしたよ。一部崩壊してましたから・・・
作者:おお、本当だ。よっしゃ、じゃあここから・・・

この廃墟はいくつかの棟に分かれていて、両側は工場、
奥の棟は住居になってるようでした。これは、その住居部分。
裏側を見ると唖然。壁が丸ごと崩れ落ちていて部屋が丸見え。もちろんここから潜入。
雑草多し、木造の部屋はいい感じに廃れていました。
シートがはがれたソファーが打ち捨てられていました。廃屋の原点。

作者:しかし、この部屋はすごいな。壁が崩落していても、部屋の面影は随所に残されているからな。
助手:床が腐ってますね。これだけは気をつけないと・・・
作者:さあ、奥へ進むか。おや、ここから、工場に行けるみたいだぞ。

工場部分だったらしい建物の一つに潜入できました。いろんな機材が放置してあります。
建物の隅っこは、まだそんなに荒れていませんでした。
窓ガラスやカーテンなどもまだきれいです。

作者:ども、見てきました。
幹事:どうですか?楽しめましたか?
助手:今日は何か・・・鉄道趣味なのか・・・廃墟趣味なのか・・・何でもアリの旅だったなあ。
作者:やっぱり旅に出るのはいいね。こんな収穫があるからな。今回は本当にラッキーだった。
幹事:さて、日も落ちてきたから、そろそろ家路につきますか。

・・・とまあ、3人探索は実現しませんでしたが、助手や幹事さんの協力もあって貴重な廃墟探索ができました。次回の旅も、こんな物件にめぐり合えたらいいなと思います。

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