1-23 岐阜県某所の料亭旅館

!警告!この物件を見るにあたり以下の注意事項を必ずお読みください。
この物件に関する質問はいかなるものでもお答えできません。ご了承ください。

 2002年5月まではこの物件の正式名称、調査内容をすべて公開してきました。しかし、残念ながら廃墟としてより心霊スポットとして有名なこの物件はいつも夏になると肝試し目的の連中で賑わうそうです。夜間に時折聞こえる悲鳴、あちこちで点灯する懐中電灯の光・・・すぐそばに住宅地があるこの地区は住民たちの悩みの種です。以前は「潜入した方、詳細を教えて」などと軽率な表現を掲載していましたが、お詫びして撤回いたします。その心霊ドキュンたちの行動はどんどんエスカレートし、あの有刺鉄線を強行突破して敷地に侵入する猛者も現れ、6月初旬、ついに逮捕者が出たそうです。さらに当ホームページへ付近住民の方から「配慮が足りない」というご指摘を頂きました。神奈川県某所の「ジェイ○ン村」と同じく、項目をすべて削除するか、かなり迷いました。
 しかしここは「利用者すべてが情報を共有する世界」インターネットです。廃墟探索のような犯罪スレスレのカテゴリの場合、前記の内容が削除の基準だとすると公開できる物件はほとんど無くなってしまいます。というわけで、一部写真、記事を削除して、公開を継続することに決めました。それでもいわくつきの物件です。この物件をご覧になる皆さんは、以下の決まりを必ず守ってください。このホームページが少しでも関与されると思われる状況で事件が再発した場合は、完全に削除することになりますのでくれぐれも軽率な行動だけは避けてください

1.この料亭旅館の名前は城○荘ということがすでに分かっています。サーチエンジン対策のため、伏せ字とします。

2.この物件で、「殺人事件」「全焼火災」が起きたといわれています。火災はほぼ確実な情報ですが、殺人事件は様々な説が飛び交っており、どれが真実かはまったくわからない状況です。勝手な判断で軽率な行動を起こさないようお願いします。

3.冒頭でも書いたとおり、不法侵入で逮捕者が出ました。夜間を中心に警官がパトロール、敷地内には監視カメラも設置、厳重な取締りを行っています。この物件の周囲で不審な人を発見すると、即警察に通報、という徹底振りです。廃墟の探索はもちろん自己責任ですが、夜間の探索はいくら自己責任でも絶対にやめてください。

4.廃墟探索の師、栗原さんも断言しているとおり、廃墟にお化けや幽霊はいません。心霊、肝試し目的の人は絶対に近づかないで下さい。この人たちの心無い行為(悲鳴、馬鹿騒ぎ、設備の破壊など)で付近住民は毎日眠れない夜が続いているそうです。地元の人に迷惑をかけることは厳に慎んでください。

5.これまでは掲示板でこの物件の情報についてやりとりをしていましたが、変な探索欲を助長することになりますので、今後はこの物件についての質問には一切応じません。書き込みも自粛してください。特に正式名称や潜入方法などの書き込みは削除対象になりますのでご了承願います。

敷地の麓には石造りの門がありました。今は板で塞がれています。
旅館が建つ岩山の遠景。頂上に見えるのがその旅館のようです。
デジカメのズームを利用して撮った最大の近影です。建物そのものはしっかり残っています。
岩山の横腹に空いたトンネル。この中にエレベーターがあったそうです。
麓の敷地には売店のような建物が朽ちながらも残っていました。

岩山の麓は高い塀や盛り土、石垣に囲まれて様子を窺うことはできません。2箇所ある門はいずれもしっかりした物ながら相次ぐ侵入者に悩まされたのか、異常なまでの有刺鉄線や立ち入り禁止の立て看板で異様な雰囲気に包まれています。作者はこの時点で当然探索を断念。心霊ドキュンはこれだけの警戒網がありながら夜間なら見つからないと考えているのか、深夜にここを突破しようとする人が居るようです。昼間の侵入ももちろん犯罪ですが、夜間の肝試しは付近住民の迷惑となります。決して実行しないで下さい。(くどいようですが逮捕者が出ています)

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