1-26 小松の印刷工場

作者:ここは近くの結婚式場を調査した時のオマケ物件だな。
助手:すぐ近くにこんな味のある建物があったとはねぇ。
作者:なんとか印刷ってあるから、印刷業のオフィス兼工場だったと思われる。
助手:この頃はまだ先輩愛用のカシオのデジカメですね。
作者:うーん、最近は高性能のデジカメを使うのが当たり前になったから、今見るとやっぱり画質に難があるな。
助手:とりあえず、一通り見てみましょうか。
(ここからは、調査中のやり取りと、編集時の会話が混在しています。ご了承下さい)

もう稼動していないみたいです。さっそく調査開始です。

作者:はあ、こりゃ年季の入った建物だな。
助手:入り口前に柵が置いてあるってことは、まもなく取り壊しか、って感じでしたが。
作者:でもなあ、2003年10月現在、しっかり残っていたりする(笑)。
助手:転用するにしても、ちょっと無理があると思うんだけどなぁ。

扉には移転のお知らせが貼ってありました。

作者:入り口にはカーテンが下りていて中は見えない。
助手:しかしね、廃墟っぽいとはいえ、カメラ持ってうろうろ入り口を物色しているのは・・・
作者:確かに、挙動不審だな(苦笑)。
助手:結局、中には入らなかったんですね。
作者:戸締りされていたからな。

黒いタイルの柱と、古風な窓枠がイイ味を出しています。

作者:結局周囲の撮影だけに止めたな。
助手:今回は全部先輩が撮影したんですね。
作者:お前、完全にやる気なかっただろ。

道路側の建物と、工場棟につながる渡り通路です。
こんな感じです。

作者:うーん、昭和テイストだねぇ。素晴らしい。
助手:イマイチ、廃墟フリークの感性が理解できない・・・
作者:俺だって、あの平凡な貨物列車にさえカメラを向ける鉄道フリークの感性が理解できないぞ。
助手:あ、あれは、機関車が素晴らしいのであって・・・
作者:はいはい、続きを見て行くぞ。

工場棟です。薄汚れた白い壁が廃墟テイストを盛り上げています。
倉庫でしょうか?ガラクタが集められています。

作者:うむうむ、小規模ながらレベルが高いな。
助手:印刷工場って、どんな機械があるんでしょうね?
作者:それじゃ、こっそり窓から中をのぞいてみようか。

ボロボロに千切れたカーテンがすごくいい感じ!肝心の内部は見えるのか?
いろいろなものに遮られてうまく内部を撮ることができませんでした・・・

作者:はあ・・・段ボール箱が窓際に積んであってカメラに写らないよ。お前、ちょっと背伸びして見てくれよ。
助手:エェー、面倒くさいなあ。
作者:つべこべ言わずに撮ってみろ。どうだ?
助手:窓が汚れていて、ダメですね。フラッシュを使うと、反射して写らないし・・・
作者:まあ、一応何枚かは撮っておこう。帰ってから処理してみようか。

・・・帰ってから
作者:うーん、やっぱりダメだな。暗くて補正かけても内部の様子が伝わらないぞ。
助手:残念でしたね。まあ、これだけ写真が揃っていればいいんじゃないですか?
作者:むむ、やむおえない。あとは、この廃墟(?)の最期をしっかり見届けてやりたい。そのときは内部も調査したいなぁ。

おわり


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