1-3 北海道塘路の廃屋

大自然が広がる北海道の釧路湿原。その中に塘路という小さな集落があります。
途中下車したその小さな町には庭付きの大きな家がある一方、空き家になって荒れ放題の家がいくつも見られました。

狭い家でしたが、過疎地のわびしさを感じさせる一軒でした。

作者:これは北海道旅行のときにトロッコ列車に乗ったんだ。そのときに見つけた民家だ。
助手:トロッコ列車の始発が釧網本線の塘路なんですよね。なぜここから発車するのか、不思議なんです。
作者:台所、居室だけの探索にとどまったけど、味があるぞ。

夏休み中のせいか町は
ひっそりと静かでした。

森に覆われるように
建っていたこの廃屋は
とにかく乱雑な室内
でした。ガラクタを
かき分けながら
室内を探検してみると
まず台所がありました。

水が通る配管がむき
出しになっていて
殺風景な部屋でした。
汚い木の窓枠、部屋の
中まで入ってきた
枯れ枝、ぽつんと置か
れた鍋が印象的。

作者:とにかくすごい散らかりようだった。写真も好きなアングルで撮れないんだよ。
助手:でも、これだけでいろんなものが伝わってきそうですね。

品物が多くて、どうしていいかわからず、結局恒例になった
窓際の撮影にしました。今度はきれいに写りました。

作者:居室の中はもっとすごい。このガラクタの数には圧倒されたぞ。釣り竿、ひな飾りとか、まったく統一感がなかったね。
助手:例によって窓ガラスがない・・・タテに裂けたレースのカーテンがいいですね。白いカーテンも裾がぼろぼろ。
作者:写真をよく見てくれ。レースのカーテンなんか、窓枠に画鋲で止めてある・・・わびしい・・・

窓枠は片方がなくなっていて、外の景色がよく見えました。
一応外の景色は中庭です。何もないですけど・・・

作者:民家の廃屋はまさに行き当たりばったりだ。大型廃墟は外部の情報が豊富だから探索しやすいけど、民家のネタは少ないね。
助手:田舎の駅に降りたら要注意ですかね?

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