1-35 三ツ峠のホテル 再訪編

作者:この物件も忘れないうちに公開してしまおうかな。
助手:次は確か客室じゃない所を探索したんですよね?
作者:うん。そこも前回訪問した時は探索どころか、調査すらしなかったんだよな。
助手:前回の調査はなんだったんですか・・・。
作者:今回のターゲットは客室棟から離れた建物だ。同じホテルの敷地の中だから、たぶんここも廃墟化してるのではないかと。
助手:それじゃ、とりあえず写真を見てみましょうよ。

入って右側にある離れの建物に近づいてみます。
緊張感いっぱいのまま建物の中へ。流し台のある部屋が見えました。

作者:最初の部屋だが・・・どうよ?
助手:・・・。生々しい・・・。
作者:ダイゾウさんがいたけど、さすがにここは緊張した・・・。一人じゃ探索は無理だったな。
助手:管理人の住居って感じですか?
作者:おそらくそうだろうな。もしもここが放置物件じゃなくて管理されている物件だったとしたら・・・。
助手:ここに管理人が住んでいる!?
作者:そ、そうだ。だから常に緊張感を保ったまま探索を続けたんだ。

なんだか生活感が漂っています。嫌な予感を覚えながらさらに奥へ。
奇妙な機械を発見。やっとホテルに関係のありそうなモノが見つかりました。

作者:いやあ、やっぱり生々しいね。
助手:それでも2枚目の写真は事務所っぽい雰囲気が感じられますね。
作者:うん。営業時に使っていたと思われる機械類が見えるね。
助手:それにしてもずっとフラッシュを使った写真ばかり・・・。
作者:ここって、周囲を木々に囲まれているっていうか、前方は塀もあるし、窓からぜんぜん光が差し込まないんだよ。そこも気味悪い。

昼間なのに、窓の外は真っ暗。この写真もフラッシュで明るく写っていますが、本当はずっと薄暗いです。
変な木枠が立て掛けてありました。古臭い部屋ですが、意外と片付いています。

作者:急に民家の内部って感じだな。
助手:部屋は薄暗いかもしれないですけど、意外とキレイですね。すぐに住めそう。ってことは??
作者:ああ、ホームレスとか住み着いていてもおかしくないな。

ごく一般的な家庭の浴室、といった感じです。ほこりだらけなので、しばらく使っていないみたいです。
トイレも平凡。なぜか貯水タンクがパックリと割れています。侵入者の仕業?
2階に上がってみました。階段近くの窓にあるカーテンがめくり上げてありました。
2階の寝室らしき部屋。ベッド以外の家具類は見つからず、キレイに片付いています。
別の部屋には布団が丸めて放置してありました。緊張ももはや頂点です。早々に撤収しました。

作者:さあ、残りは一気に紹介するぞ。
助手:おおっ、浴室とトイレの写真ですね。先輩にしては珍しいですね。
作者:うーん、中身は生々しいんだけど、これといってネタも無い。っていうか・・・興奮していて忘れたなあ。
助手:トイレの内部だけが、唯一廃墟を感じさせる痕跡がありましたね。っていうか、どうやったらこんな状態になるかなぁ?
作者:これは謎だな。侵入者がいたといっても他は荒らされた跡はないし。自然に割れるようなモノでもないだろう?
助手:2階もいろんな意味でスゴイですね。濃いんだけど、片付いている、なんかちぐはぐな感じ。
作者:チョット前まで管理人が住んでいたのだろうな。そんなこんなで、この物件も今度こそ探索完了!次の物件をお楽しみに!

おわり


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