1-38 ハウステンボス(長崎県)のペンション

【注】この物件は廃墟ではない可能性があります。
作者が訪れたときはたまたま営業していなかったようです。
そうとは知らず、無遠慮な探索をしてしまいました。ごめんなさい。
あくまでも「廃墟かもしれない物件」としてお楽しみください。

〜編集作業中の会話〜

助手:あーあ、また日が経ったじゃないですか(呆)。早く次の物件の写真を選んでくださいよ。
作者:そうせかすなよ。古い写真はなかなか思い出せないんだから。
助手:2001年夏の写真・・・?これは、先輩と一緒に九州に行った時の・・・。
作者:ああ、そうだな。この九州旅行、目的は・・・、何だっけ?
助手:忘れたんですか(怒)。この時は日本最西端の駅※を目指して長崎県まで訪れたんですよ。駅名は・・・
作者:いやいや、みなまで言うな(苦笑)。この時は俺が退屈を持て余してフラフラとハウステンボス周辺を散歩したんだ。そのときの写真だから、オマエは居ないな。
助手:僕はまだ松浦鉄道沿線に居ましたからね。
作者:そのとき撮った写真なんだが・・・。これも際どいなぁ。
助手:またですか(苦笑)。
作者:このころはまだ連休に出掛けていただろ?だからテーマパークや宿泊施設は書き入れ時のはずだ。
助手:そりゃそうでしょう、スキー場とかを除けば。ハウステンボスも観光客で一杯でしたよ。
作者:そんな中で、繁忙期とは思えない閑散とした雰囲気のなかでひっそりと建っていたペンションだ。これは廃墟だろと早合点(苦笑)。
助手:でもこの物件は、外観の写真ばかりだから載せても大丈夫でしょう。名前だけ伏せて。

※現在は沖縄県にあるゆいレール沖縄都市モノレール線那覇空港駅(東経127度39分8秒)が日本最西端の駅です。
この旅行で訪れた駅は普通鉄道の最西端駅、本土最西端駅としてPRしています。

(ここからは、調査中のレポートと、編集時の会話が混在しています。ご了承下さい)

ハウステンボスから数分歩いて見つけた宿泊施設の広告看板。
いずれも観光客目当てのホテルやペンション、民宿ばかりです。

さらに数分歩くと、閑散とした集落にぽつりと建つ洋館が見えました。

洋館のある場所に到着。2階にある裸体の像がインパクトあります(笑)。
建物の周囲が微妙に雑草が伸びつつあります。

助手:うわあ、また懐かしいデジカメの画質・・・まだ35万画素時代の・・・。
作者:そんなことはいいから(苦笑)。どうよ?これ、廃墟に見えるか?
助手:夏休みの写真ですよね?だったら、営業していなければおかしいけど・・・。うーん、微妙ですねぇ。
作者:入り口のドアは施錠されているし、手前の短い階段には雑草が伸びてるし。少なくとも営業中ではないだろ?
助手:そうですねえ。でも、建物全体としたらまだキレイですよ?
作者:よし、じゃあ次の写真を見てみろ。

看板にはペンションとあります。この洋館はペンションだった模様。

敷地前には乗用車が7,8台停められる駐車場がありました。
しかし出入り口にはナンバープレートの無いワゴン車が邪魔してました。

出入り口のゲートにも看板がありました。
どうやら「ハウステンボス町のと○り村」が正式名称みたいです。

敷地の片隅に打ち捨てられた冷蔵庫がありました。
とても現役のペンションには見えません。


作者:これならどうよ?
助手:うーん、廃車があったり、粗大ゴミが放置してあったり・・・。看板には「ペンション」ってあるけど・・・。
作者:廃車の場所も意地悪だねぇ。出入り口を塞ぐように停めてあるから、ほかの車がここに駐車できない(苦笑)。
助手:で、先輩は廃墟認定して写真を撮った、と。
作者:そうだ。しかし、今となったら廃墟として公開するのはどうかな?さらに写真を見てくれ。


1階にある一番広そうな部屋。食堂とかラウンジだったところかも。

室内はカーテンと生け花以外の調度品がなく、がらんとしていました。

客室の窓はすべてシェードが下りていて室内は見えませんでした。

建物裏の非常階段です。若干錆がありますが危険なほどではありませんでした。

〜編集を終えて〜
助手:先輩、ペンションの名前は公開してもいいですか?
作者:ここはNGだな。あれからすでに10年近く経つけど、建物の去就は不明だから。もちろん中まで侵入するような探索行為は厳禁ってことで、お願いします。
助手:現在この名前で検索してみると、検索結果も微妙ですね。長崎県の宿泊施設紹介のサイトに普通に載っているけど、別のペンションとかも公式ページが削除されていたり、古い情報ばかりで信頼性に欠けますね(苦笑)。
作者:観光案内のサイトでやる気の無いところはぜんぜん更新しないから、廃業したホテルとかが満載だな(苦笑)。
助手:一番ホットなのは実際に宿泊した人がブログとかに書いたものですけど、これが見つからないですね。
作者:やはり廃業しちゃったのかな?
助手:それを確認できないのが辛いところですね。観光案内サイトに載っている電話番号に掛けてみるって手がありますが(苦笑)。
作者:電凸は勘弁してくれ(苦笑)。今回は廃墟かもしれない物件ってことで、お許しください。

おわり


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