1-39 雄琴のパチンコ店

店舗を見た後は、いよいよ2階の住居部分。作者を待ち受けるのは?

作者:店内だけで充分楽しめたけど、まだ続きがあるぞ。
助手:パチンコ店っていえば、建物に従業員が住む設備が備えてあるところが多いですよね。
作者:パチンコ店の建物って、けっこう広い土地が必要だろ?土地の有効利用だよな。従業員にも経営者にも好都合だし。
助手:不景気ですからねぇ。衣食住がそろった仕事は魅力的ですから。
作者:というわけで、今回は2階の宿舎部分の探索レポートです。
(今回は1ページに21枚の収録となりました。やや表示が重くなりますが、どうかご了承ください)

パチンコ店の建物には従業員の宿舎があるものが多いです。ここから入ってみます。
廊下です。両側にドアが並んでいます。開いています。入ってみましょう。
室内は自然に朽ちた感じで荒れていました。窓が開いたままです。
どの部屋にも簡素な流し台が備えてありました。ガスコンロが貧弱です。
世帯持ちの従業員は、バス付きの部屋が割り当てられたようです。
部屋の隅には流行遅れのビニールロッカーが放置されていました。子供向けの柄です。
壁に貼ってありました。母の日に娘さんが書いたのでしょうか?泣かせますね。
他の部屋は同じような間取り&内装で、カーテンも同じ柄。風雨で損傷が進んでいました。
従業員の仕事用のシャツです。こんな光景は今後も何度も見かけます。
和室の他にはじゅうたん敷きの洋間もありました。この部屋は人が住んでいた気配が・・・
こっちの洋間は荒れています。なぜかどの部屋も窓の下の壁が激しく傷んでいます。
客への粗品でしょうか。小型のシャンプーで箱入りです。多くの部屋に散乱していました。
廊下を進むと共同の台所がありました。病院で見かける屏風?があります。
社員の心得です。宿舎の中でも規律正しい生活をしていたようです。
共同の洗い場です。色褪せた箱の洗剤はコンパクト化される前の大型のヤツでした。
2間つづきの部屋がありました。相変わらずの荒れ具合です。物も多数散乱しています。
袋に入ったままのシャツ、自前の衣類、マンガ本。廃墟名物のエロ本は見つかりませんでした。
窓の外は物干し用のベランダでした。見晴らしは最悪。建物の外からもこの風景は見えません。

作者:ちょっとわかりにくいけど、洗い場の奥は確か浴室だったと思うんだけど、ここがすごかった。
助手:洗剤の古さなんていいですねぇ。この廃墟の年代がわかってしまいました。それで、すごいって・・・?
作者:床に敷いてある足拭きマット?が黒カビだか苔だかでヌルヌル(苦笑)。あそこには足を踏み入れたくはない。
助手:うひゃあ、それは嫌だ(笑)。
作者:2階部分は侵入者もいたようだけど、自然崩壊もすごかったな。壁や床が傷んでいた。
助手:なるほど、窓の下がヒドイですね。でも窓ガラスはあまり割れていませんね。
作者:そうだな。でもBB弾がけっこう床に落ちてたな。サバゲか?サバゲなら、窓ガラスを割る必要もないか。
助手:あとは特に危険な跡は見られないですけど?
作者:写真を見る限りでは何でもない探索のように見えるけどな、実は、ここは・・・
助手:もしかしたら、中に人が?
作者:そうだったら、無事じゃすまんだろ(笑)。虫だよ、虫。巣こそ発見できなかったけど、蜂がずっと活動していたんだ。
助手:うわぁ、危険ですよ。スズメバチですか?
作者:うーん、多分違うと思うけど・・・、この時期の蜂は攻撃的だから気をつけないとな。
助手:忘れがちな障害ですね。廃墟探索も命がけだなぁ。
作者:結局蜂に怯えながら探索は無事終了しました(笑)。こんな障害には二度と逢いたくないですね。

おわり


←メニューに戻る