1-43 石川県小松市の理容店(廃ビル)


作者:ああ・・・小松市内の道路拡張工事で消えた建物シリーズ、未だ残っていた・・・。
助手:はあ。それじゃ、ちゃっちゃっと済ましてしまいましょ。
作者:やる気ゼロだな・・・。まあ、俺も乗り気じゃないが、予告で出しちゃったからな。
助手:この時は、明らかに公開物件数を水増ししたいがために、おまけで撮ったんでしょう?
作者:水増しって・・・。
助手:今だったら、没ネタ行きでしょう。良くて他の物件とセットで公開とか。
作者:ああそうだよ。否定しないよ(投げやり)。
助手:しかし改めて見ると懐かしい光景ですねぇ。今は工事も進んでキレイに整備されつつありますからね。
作者:うむ。もうこの建物の跡地すら判別できなくなったな。それじゃ、写真をどうぞ!

小松市中心部から小松空港までの道路について、
朝夕の渋滞緩和のための拡張工事が行われています(2010年現在も進行中)。
向かって左側の敷地を道路用に拡張するため、既存の建物は立ち退きを迫られ、
次々と取り壊されました。今回の物件はそんな建物の一つです。

理容店(床屋)として営業していた建物です。
2階以上は住居として使われていたみたいです。

3階建て、ちょっとしたビル形式です。
2階以上は賃貸物件だったのでしょうか?

2階以上は、出窓が並んでいます。
窓ガラスは辛うじて残されています。

店舗部分の入り口です。
内部が見えますね。

建物の裏側です。壁が剥がされています。
部屋の中が丸見えです。

壊れた壁の合間から電子オルガンが見えました。
捨ててしまったのでしょうか?

1階の内部に近づいてみました。
内装の一部がそのまま残っています。

店舗部分の入り口を内部から見たところです。
ここも内装の一部が残っています。

店舗の内部です。
解体したときの廃材であふれていて移動は困難です。

アームの長い重機が動き出すのを待っているかのようでした。

作者:こうしてこの辺の町並みも変わってくるんだな。
助手:僕もこの町を離れて久しいですし、少しずつ記憶から消えていくんでしょうね・・・。

おわり

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