作者:いよいよ後半戦かな。
助手:ふう、どうやら探索は無事に済みそう。
作者:まさかこんな廃墟に昼間から侵入してくる奴なんて・・・俺たちか(苦笑)。
水産物を陳列しておく冷蔵ショーケースが、埃をかぶって放置されていました。 |
鉄骨むき出しの店内。手書きで「越前カニ」と書かれたPOPがそのままに・・・ |
この棚には北陸のお土産が陳列されていたのでしょうか。 |
作者:ふーん、今度は見事にもぬけの殻だな。
助手:まあ生ものは残しておけませんし、お土産だって食べ物ならそのままにはしておかないでしょうね。
畳、敷物、空き缶・・・現役時代は、どのような姿で活躍していたのでしょうか。 |
様々な形の棚には、まったく物が残っていませんでした。 |
正面には外側から見たとおりシャッターが下りていました。ガラス戸は所々壊されていました。 |
作者:シャッターに辛うじて守られた感じだな。
助手:ガラス戸だけだったら間違いなく突破されていましたね。これでも荒らされた形跡があるくらいですから・・・。
休憩所兼事務所とありますが、部屋の中はからっぽでした。 |
現役時代の名残り。団体客が訪れていたのもすでに過去の話です。 |
この廃墟は、このまま静かに朽ちてゆくのを待つだけでしょうか?それとも? |
作者:最後に見つけた部屋はどうだ?
助手:これは貸し切りバスが来るドライブインではよく見かけますよ。運転手やバスガイド、添乗員などのスタッフがここで休むんですね。
作者:ここが出来た時はこんな団体客を見込んでいたんだろうな。それが今の不況で・・・忘れ去られつつある場所となりそうだ。
おわり