1-56 金沢市湯涌の廃寮Part4

もはや伝説となった大物廃墟、白雲楼ホテルの付帯施設です。

作者:ここからは、玄関が施錠されていて入れなかった部屋を紹介します。ベランダのガラス戸がなぜか開いており(割られてはいなかった)、なんとかベランダのフェンスをよじ登って(作者はこういうアスレチック攻略が非常に苦手)潜入に成功しました。

内部(部屋など)

  
キッチンです。長く荒らされなかったせいか、今まで見た中で
一番生活感が感じられました。ガス湯沸かし器やガスレンジも残っています。

当時の回覧板?と地元新聞の北陸中日新聞です。

1ドア冷蔵庫がレトロですね。

隣のリビングです。入居者が自作した棚がありました。
1.5リットルのペットボトル飲料が未開封のまま置いてありました。

電灯の傘がレトロです(さっきからレトロを連発してますね)。

他の部屋は障子でしたが、ここは花柄のカーテンでした。
ここのガラス戸がいつの間にか開け放たれていました。
腰より下にはこれも他の部屋では見られなかった壁紙がありました。

石油ストーブや押入れにはいろいろとモノが残っていました。
ここも襖がアコーディオンドアに取り替えられてありました。
押入れも襖の代わりに茶色のカーテンがありました。

ダイニングキッチンの隣にある部屋の入り口です。
襖の端には猫に引っ掻かれたような傷がありました。

まだ使えそうなパイプベッドがそのまま残されていました。
この部屋は寝室として使われていたようです。

押入れには障子の枠と用途不明な柵がありました。

ここのガラス戸も開け放たれていました。障子の代わりにカーテンが掛けてありましたが
引きずり下ろされかけていました。やはり侵入者がいたのでしょうか?

玄関の隣にある部屋です。学習机が残っていました。
ここは子供部屋として使われていたのでしょうか?

布団が荒れています。つい最近まで動物がいたような感じです。
廃屋は動物にとっても居心地の良い場所であることもあります。

入り口と押入れの周辺です。ここも襖に傷が残っていました。
押入れはリビングでも見た茶色のカーテンに取り替えられていました。
この世帯では猫を飼っていて、障子や襖の傷が後を絶えなかったみたいですね。
カーテンやアコーディオンドアに代わっていたのはそのためと予想。

押入れにはこれまでにないいろいろなモノが詰め込まれていました。
見えているものだけでもテレビ、スキー、化粧箱、etc・・・。

これは新発見。各部屋にガス管が配備されていたみたいです。

スーパーファミコンのソフトが残っていました。
スーパーファミコンなんて今の中高生は知らないでしょうね…。

ここには音楽CDがギッシリ詰め込まれていました。

ラストに最後に見つけた別の電話機です。
ボタンの配置が特殊です。やはり内線通話用だったのでしょうか?

助手:最後の部屋はけっこうモノが残っていますね。
作者:そうだな。つい最近まで誰も侵入できなくて、保存状態が良かったのだろう。
助手:入居者は猫を飼っていた痕跡ですか。先輩は良く見ていますねぇ。
作者:っていうか、帰ってきてから写真を見ていたら気がついた。わざわざアコーディオンドアに取り替えるくらいだったから、猫に相当ひどくやられたらしいね(笑)。ペット禁止じゃなかったのかな?

おわり


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