作者:大きな建物が奥に見えるぞ!
助手:本当だ。
作者:さっそく写真だ!頼むぞKatsu!
助手:ラジャー!

敷地の奥に木に守られるように建物が残っていました。
見たところ洋風のなかなか洒落た感じでしたが?

助手:西洋館ふうですね。
作者:鉄筋コンクリートの堅牢な建物だな。だから壊れずに残っていたんだな。
助手:これだけは解体されなかったんですね。なぜかな?
作者:頑丈そうだし面倒くさかったのかな?さあ、いよいよ内部だ。
助手:そんじゃ、外で待っていますね。

1階の内部。がらんとしていて調度品は何一つ
残っていませんでした。ちょっと面白くない結果です。
しっかりしているように見えた窓やドアもガラスがなく、
窓枠の一部は壊れていました。ガラスの破片は・・・?

作者:うーん、いまいちだったな〜。
助手:そうですか・・・あっ、ここに階段がありますよ!
作者:おっ!2階にも行けそうだな。それじゃ・・・

2階へはこの階段を使わないとダメ。
ちょっと錆びていましたが問題なし。
階段下にあるのは公衆トイレです。
2階は展望台のようになっていました。正面から見える
中央の部屋の内部はやっぱり何もありませんでした。
2階からは立山連峰が見渡せました。廃屋から見る
風景とは思えない、ちょっと得した気分になりました。

(下に下りてみると、Katsuが退屈そうな表情で待っていました)
助手:せんぱ〜い、そろそろ帰りましょうよ〜。
作者:もう少し待て。そこにあるトイレは・・・
助手:先輩、まさかここで用を足すのでは・・・?
作者:ちがうちがう、内部を見たいだけだ。
助手:どんなもんでしょ・・・あらら・・・これは・・・
作者:あ〜あ、なんだ、からっぽだ。
助手:もっと汚いものを想像したけど・・・こんなもんですか。
作者:汚物は無かったけど、これといって特徴はないな。残り枚数もないし、ここは省略しようか。

男子トイレ前。入り口すぐにあるちり紙の
自動販売機が錆びたまま残っています。
すぐ横の敷地にもなにか建っていた
ようですが、解体されていました。

助手:駅舎は撮れたけど、先輩のほうがちょっと期待はずれでしたね。
作者:あの建物がなかったら、まったく収穫なしだったからな・・・まあ、いいとしよう。
助手:次回は駅舎が廃屋、という物件がいいですね。
作者:二人の共通点は、ここしかないからな。

なんとか無駄足にはならなかったけど、もうちょっとインパクトが欲しかった物件でした。


←メニューに戻る