この廃墟物件は、のばば様から頂戴しました。ありがとうございました。
本文の解説は、のばば様から頂いたホームページの構成の大部分を引用しています。
著作権フリーとなっていますが、写真の複製、再配布は、作者までかならずご連絡ください。
また、この物件に関する質問には作者、提供元ともお答えできません。ご了承ください。
作者:のばばさんは富山県の方で、最近ではいろんな富山県の廃墟情報を送ってくれる頼もしい常連さんです。その中から掲示板でも度々登場していたこの廃墟を特別公開することにしました。
助手:すみません。「万葉ライン」なら電車絡みで知ってるんだけど、「二上山」は全く知りませんでした。読み方も・・・?
作者:実は俺も(苦笑)。お隣の県なのに、意外と知らない地名もあるもんだな。
助手:しかも山中にある廃墟となれば、到達するのが骨ですね(苦笑)。
作者:・・・というわけで、今回はのばばさんから写真と共にHTMLファイルも頂いていますので、その案内をそのまま引用して公開します。
作者:今回は、この物件よりのばばさんが最後に書いた「病院廃墟」について話題を呼んでいるようです。心霊スポットということで、のばばさんも耐え難い雰囲気があり探索はおすすめできないと警告しています。心霊の噂には興味のない作者としては純粋な廃墟の探索として、なかなか魅力的な物件だと思っているのですが、ネット上の噂では、なかなかの「強者」物件のようです。ここにその調査内容をまとめてみました。
どこかのオカルト関係の掲示板に書き込まれていた内容(抜粋)
=二上山病院跡地=
高岡市から氷見市に向かう160号線の途中からのびている二上万葉ラインから、少しはずれた山奥に位置する建物。
二上万葉ラインの途中にある墓地から枝分かれしている細い道を行くと、生い茂ったシダの間からその建物が顔を出す。
その建物が無惨にも廃棄された病院であることは誰の目から見ても明らか。
ロビーに散らばっているおびただしい量のカルテ、あるはずの無い地下霊安室、いまだに人の生活感をにおわせる病室。
誰しもが、そこを訪れた後、不思議な体験を経験する。
一つ、気をつけていただきたいのはその後、24時間電話をとってはいけないということ。
なぜなら、そこへ訪れた者は必ず病院からの呼び出しの電話があるといわれているから...
どなたか勇気のある人。
一度、その呼び出しに答えてみてはいただけないでしょうか?
さすがオカルトネタです(笑)「コックリさん」を思い出させるオチですが、どうしても問題の病院を探索してみたい人は、この文を頼りに探してみてください。廃墟ファンとしては、この文の3、4行目が非常に気になるところです。絶妙の保存状態ではないかと想像できます。
なお、のばばさんは、詳しい道順を記載したメールを送ってくれましたが、管理人の判断でこれは公開しません。理由として、「二上万葉ラインから車で20分以上細い山道を登り続けなければならない。そんな場所に病院があるのは通常の病院としては不自然で、心霊云々より、病院の存在そのものに危険な(物理的、人為的)ものを感じる」「残念ながら肝試し目的で廃墟に潜入する人が多く、その場合、夜間の活動が予想されるが、暗くて細い山道を20分以上走るのは非常に危険」「ネット上で未だ潜入実績のあるレポートが公開されていない。同様に危険といわれる坪野鉱泉はいくつか潜入実績が報告されている。様々なメディアが普及した現在で、今まで潜入成功の報告がないのは不自然」をあげておきます。
肝試しや集会などを目的でこの廃墟を目指している方、安易な気持ちで近づくのは止めてください。特に夜間の探索は非常に危険です。行き帰り、探索中に事故がおきて、それを心霊が原因と報告するような例をいくつも聞いています。危険を顧みず、怖いもの見たさだけで夜間に訪れるのは絶対止めてください。