作者:ここはダイゾウさんが教えてくれた物件で合同で探索が成功したんだ。
助手:うーん、僕はこういうジャンルの物件はちょっと・・・。
作者:そうだよなぁ。廃屋ってウケが悪い。だからこれまでの廃墟サイトではあまり取り上げられていないからな。
助手:今回は僕のコメント無しって方向で。
作者:・・・。まあいい。俺が解説するよ。
というわけで、今回は助手のコメントは無し。元々は小松市内の地名を明記していましたが、現在の安否が不明なため、伏せました。
ダイゾウさんの北陸廃物紀行では過去に公開されていましたが、現在は公開を中止しているようです。
前半だけでも写真が30枚以上となってしまいました。ナローバンドでご覧の方は少々苦しいかもしれません。
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小松市内の国道360号線を走っていたら、 草に埋もれつつある朽ちかけの家が見えました。 |
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あちこちから草が家の中に侵入しています。 周りの家とは明らかに異なった重〜いオーラを発しています。 |
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川沿いに建っています。水害の多い地区ではありませんが、 河川が氾濫したら間違いなく崩壊、流されてしまうでしょう。 |
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正面の様子。一見して平凡な古い民家にしか見えませんが、 詳しく調べると廃屋らしい箇所があちこちで見られます。 |
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玄関が在ったらしき戸の右側が破壊されています。 |
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窓ガラスが割れ、中が丸見えです。 人為的に割られたのか、自然崩壊なのかはわかりません。 |
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ガレキに埋もれていて、玄関に近づけそうにありません。 それ以前に、正面の道路は近隣住民の目が気になります・・・。 |
あちこちが破壊されているため、潜入自体は難しくありませんが、集落に住む住人の目はやはり気になります。
一人では探索を諦めていたでしょうが、ここは二人で行動している利点を生かして、素早く、静かに潜入です。
中を見た二人は凄まじい光景を目の当たりにする・・・
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何とか内部に潜入。物が散乱しています。 |
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物が残りまくりです。散らかっているのは、やはり侵入者の仕業でしょうか? |
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侵入者は家財品を盗み放題だったことでしょう。 そういえばテレビなど高価そうな家電品などはほとんど見つかりませんでした。 |
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足の踏み場が無いくらい物が散乱しています。 |
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一番奥の部屋に到達しました。川に面した窓がある部屋です。 左には懐かしい電気式の火鉢が残されていました。 |
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床が腐っている箇所があります。 1階ですが、川沿いにあるため、油断禁物です。 |
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上を見ると、天井に穴が開いていました。 上から雨漏りして、下の床を腐らせたみたいです。 |
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突き当たりが不自然に板で塞がれた?謎の場所。 上には昭和天皇と皇后の肖像写真が。左下にあるのは明治天皇の肖像? |
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恐らく家主と思われる名前が記された賞状が落ちていました。 よくわかりませんが昭和15年に授与された勲章の証書のようです。 |
この内容はすごかったです。まさに夜逃げ物件!?粟津の廃屋と同類かもしれませんが、
こちらは完全に廃墟化して朽ちかかっていた分、インパクトが強かったです。
ダイゾウさんもここまで濃い物件だとは思っていなかったようです。
さらに探索を進めます。
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窓際に沿って部屋を移動。 |
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ここも物が散乱していて、隙間が狭く奥に進めません。 |
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別ルートで接近。右側に開き戸があります。見てみましょう。 |
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風呂場でした。ここにもガラクタが詰め込まれていました。 |
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衣類が集められていた部屋。 |
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アイドルのサイン入りポスターがありました。 これから後もこの家で多数のポスターを目撃することになります。 |
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一番物が散乱していた部屋。奥に進めるでしょうか? |
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押入れの中には布団がまだ収納されたままでした。 予想以上に保存状態は良いみたいです。 |
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もう家財品なのかゴミなのかわからない光景ですね。 |
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金庫のようなカギがついた収納箱がこじ開けられていました。 |
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先に進みましょう。 |
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もはやどこの部屋を撮った写真なのか区別がつかなくなりました。 |
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廃墟になった年代を特定すべく撮ったカレンダー。 しかし肝心なところでカメラブレ発生 orz この暦だったら1999年?もっと古いですよね・・・ |
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食器棚も物色された形跡があり。 何度も言いますが、物の残り方が尋常じゃないです。 |
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洗面所を発見!歯ブラシがそのままになっているところも物悲しい。 |
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窓ガラスが割れていた部屋は、台所のようでした。 |
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ガスレンジが投げ出されています。食器もありました。 |
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壁に取り付けられた即席の棚板。そして換気扇。 |
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天井板が無く、梁が剥き出しの箇所もありました。 |
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スキー板も、帰らぬご主人を待っていました。 |
1階を探索しただけで僕もダイゾウさんも大興奮!
2階の探索に期待が集まりますが、その先には過酷ともいえる現実が!
写真が多くなったので、ページを変えます。