作者:今度は温泉旅館で最大の醍醐味、大浴場だ。
助手:1000人を収容するホテルの大浴場とはどんなものか?期待できますね。
作者:ここでも露天風呂ブームにのって露天風呂設備を後付けしたみたいだけど、通路が閉鎖されていて見れなかった。
助手:露天風呂は温泉旅館ではもはや必須の設備ですね。
![]() |
最初は婦人浴場から。お土産コーナーの奥を進むとあります。 この写真は脱衣場の様子です。六面一体の鏡台がありました。 窓にあるカーテンは透けるレース生地のものだけでした。覗かれないのか? |
![]() |
婦人浴場は別名「宝石風呂」。小曲園のようなカラフルな石がある浴槽を想像していましたが 平凡な浴槽と岩風呂があるだけでした。 |
![]() |
どこからか舞い込んできた落ち葉が浴槽に溜まっていました。 風通しが良いせいか、湿気はあまりなく、浴槽も乾燥していました。 |
![]() |
洗い場にはタイルによるモザイク壁画が施してありました。 なぜか蛇口の大部分が撤去してありました。 「セラミック・サワー」なるマッサージ器具が備えてありました。 |
![]() |
これもサウナブームにのって増設したらしい箱型のサウナ室です。 ピンク色の座椅子と洗面器が集められていました。 |
![]() |
さて、今度は殿方浴場です。婦人浴場とは離れた場所にあります。 脱衣場にはなんと骨組みだけの脱衣棚が!? |
![]() |
脱衣場のトイレ。天井が崩落していました。 |
![]() |
殿方浴場は別名「パノラマ大浴場」と呼ばれていました。 婦人浴場よりも大きな浴槽がありました。名前の通り、窓からは柴山潟が望めます。 |
![]() |
これも婦人浴場には無かった円形の浴槽。 なんだか「宇宙回転温泉」を思い出しますね(この浴槽は回りません)。 |
![]() |
これは別の円形浴槽。奥に見える足は同行したMUHATYUさんです。 |
![]() |
洗い場です。こちらも蛇口が撤去されていました。洗面器などは水色でした。 鏡の一部が侵入者によって破壊されていました。残念です。 |
![]() |
こちらは客室窓から見たプールの設備です。奥にある湖は柴山潟です。 長年放置されていて、かなり荒れていました。 |
![]() |
申し訳程度で設置された滑り台。当時はこの程度の設備でも 充分にアピールできていたのでしょう。 |
作者:この廃ホテルは中途半端に荒らされている。殿方浴場の鏡が割られていたのはその証だ。
助手:鏡を割るのは縁起が悪いですよね。欧米では不吉な行為としてタブー視されていますからね。
作者:この中途半端な暴れ具合は、やはり近隣住民の通報を恐れていたのだろうな。