助手:ところで、先輩。
作者:何だ?
助手:せっかく「廃屋にっぽん周遊」という壮大なタイトルなのに、最近近所のネタが多いですよ。
作者:ヒマも金もないんじゃ仕方あるまい。休業するより近所ネタでも載せたほうが読者のためにもよかろう。
助手:でも、なにか貧弱な感じは否めないですね。
作者:・・・。そうだ、Katsu、お前2月に九州へ撮影旅行に行ったじゃないか。ネタはないのか?
助手:ないっす。
作者:・・・。それじゃ、また今回も近所ネタだな。
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中学生時代から、この物件はあったのですが、奇跡的に 現在も残っています…。こっち側の窓ガラスは、すでにほとんど 割れています。右側の外れたドアから潜入可能です。 |
先頭部分です。右側のフロントガラスは無残に粉砕されています。 写真ではよくわかりませんが、白いペイントが施されていました。 中が見えるとイヤ?どっちみちもう見えてしまってるのに。 |
助手:これ、どこかで見た記憶が・・・。
作者:もう1年以上前になるけど、いっしょに「ラーメン電車」なるものを見に行ったじゃないか。
助手:ああ、僕のリクエストで。
作者:その帰りに撮った写真だ。そのときお前は弁当を買いに店を探していたかな?
助手:何をしていたかと思えば、こんなもん撮っていたんですか?
作者:こんなもんとは何だ!めったにない、極上の廃墟物件だぞ!しかも近所に。大スクープじゃないか!
助手:ご、ごめんなさい、言い過ぎました。
作者:・・・まあいい。ラーメン電車と一緒に紹介するぞ。(ラーメン電車はこちらをご覧下さい)
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反対側です。草に埋もれてしまいそうな車体。そのせいか、 破壊状況は左側面より進んでいませんでした。窓のすぐ奥は 土木作業で使うらしい道具でぎっしり、これはすごい…。 |
いよいよ中に潜入。ここは前側ドアと天井部分です。見事に天井に 穴があいていますね。ドアの窓ガラスもいい具合に割れています。 前側の車内は、座席や壁などは何もなくスッキリしていました。 |
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前側の運転席部分です。いやー、このボロボロなカーテンが いい味出しています。手前のカーテンは車内を仕切るやつで、 一応開閉できました。ところで、右にある物体は何でしょう? |
潜入口付近です。後ろの棚はヘンな道具でいっぱい、それも ほとんど使っていないみたいです。ここも車内を仕切るボロボロ カーテンが健在(右の棚に引っかかってる)。開閉可能でした。 |
助手:たしかに、すごいですね。
作者:今回は車内まで潜りこめたのがラッキーだったな。もう少し早ければ、状態が良かったかもしれないけど。
助手:しかし、レントゲン撮影機器があったらしいのは不気味ですね。被曝した、なんてことに・・・。
作者:変な想像はタブーだぞ。肝心の機械はすでに撤去されてたから、心配無用だ。
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おまけです。廃墟とは無関係ですが、廃バスのすぐそばにあった ショーケースです。「おみやげにふるさとの酒をどうぞ」とあります。 |
助手:廃車両のネタは、今後も存続ですか?
作者:鉄道車両、観光バスなど、結構良く見かけるから、しばらく様子を見ようか。
助手:鉄道車両なら、まかせてください!
作者:初めて、頼もしい言葉が聞けたな・・・。