1-16 河口湖の宿泊施設V

これで完結です。一部写真の大型化(微々たるものですが)とサイズの低減で高速表示を目指しました(^o^)
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作者:さあ、それじゃさらに奥に進んでみようか。
助手:へえ、通路の写真から始まるとは、なかなか期待を持たせますね。

通路です。電灯はすべて破壊されています。夜間の潜入は困難でしょう。

作者:正面入り口から建物の中ほどまでは主に客室ばかり。まあ壁がないから大きな部屋1つといった感じだな。奥のほうが面白かった。
助手:楽しみだなあ。どんな部屋があるんだろう?
作者:宿泊施設だとほぼ断定できるけど、観光客が泊まるような施設じゃないような気がするんだよな。「修善寺キャッスルホテル」を彷彿とさせるような、研修施設か・・・
助手:「修善寺キャッスルホテル」?それ、何ですか?
作者:・・・(ノーコメント)。次、いくぞ。

男子トイレです。朽ちてはいますが、ひどい破壊は見られませんでした。

助手:これがトイレですか。
作者:そうだよ。まあ壁紙なんかは剥がれてるし、汚れてはいたけど、大便用の個室や小便の便器なんかは壊れずに残っていたぞ。
助手:今までの室内から比べると、まだましなほうですね。
作者:同感だ。どこかの学校のトイレよりは壊れていないかもしれない(笑)。
助手:またそんな古い話を・・・それ、校内暴力が流行っていた頃でしょ?確かに、某学校なんかはトイレの破壊がすごかったらしいですね。
作者:大便用の個室はドアや仕切りがみんな蹴破られて無くなっているからクソしているシーンが丸見え(爆)。

入り口から一番遠い部屋はとても広い。正面の窓はガラスが無く、側面の窓からは草木が迫っている。ド迫力!!

助手:うおおお!コレはインパクトありますねー。どんな部屋だったんだろう?
作者:ここは最初の方で紹介した窓ガラスがすっかりなくなっていた大部屋だ。外からも見えたけど、材木の数がすごい。
助手:すごいなあ・・・この材木はまだ使えるのかな?使えるのならまだこの建物は使われているんじゃないかな・・・?
作者:まさかな(苦笑)。まあこの部屋はこの建物で一番広かったな。研修施設だったのなら、講堂か体育館だったかもしれない。
助手:足の踏み場も無いようなすごい空間だな、こりゃ・・・。
作者:ここには写らなかったけど、流し台みたいな設備の残骸もあったから厨房や食堂もここに集約されていたのかもしれないな。

ボロボロのカーテンが泣かせる。ガラスが無くなった窓からは草木が・・・
木目調のカーテンの柄が周りの雰囲気に妙にマッチしている(笑)。

助手:あらら、これは廃墟を感じさせるショットですね。
作者:建物の裏側は草木が生え放題だから窓ガラスが割られたところから容赦なく草木が入ってくんだな。
助手:この部屋にはまだカーテンが残っていたんですね。
作者:全部じゃないけどな。
助手:この、木目調の柄が、なんか廃墟になる運命だった事を示しているみたいだな・・・
作者:背後の草木と自然に溶け込んでるから、最初はカーテンには見えなかった(笑)。
助手:だんだん廃墟の魅力が見えてきた、そんな感じですか?
作者:おっ、お前も廃墟の魅力にとりつかれたのか?
助手:いや、先輩の心情を代弁しただけです。
作者:・・・。それでは、ラストの写真は、今とは正反対の、人工物が朽ちていったシーンを、どうぞ。

電気設備が集結していた部屋です。電気機器などは、中途半端に撤去されていました。
これは帰り道に見つけたオマケ写真。年代物の軽トラックです。これで動けば骨董価値が上がるんだけど・・・

作者:もっと奥に進んだら、こんな部屋もあった。さっきからのオープンな空間と違ってこっちはクローズな雰囲気の緊張した空間。
助手:この残骸で、まだ電気が来ていたら怖いですね。ずっとスパークなんかしてたら・・・
作者:総評としては、ちょっと破壊されすぎていたけど、バリエーションは思ったほど豊かだったし、小曲園の代わりには遠く及ばないけど、完全に無駄足にならなかったから、まあよしとしようか。
助手:というわけで、河口湖の廃墟探索はこれで終わりま・・・
作者:ちょっと待ったぁ!誰が終わったと言ったー!俺は諦めてないぞ!今年こそ、小曲園攻略&今度見つけた河口湖周辺の廃墟を完全制覇じゃー!
助手:やれやれ、こういうのを世間では「往生際が悪い」と言うんですよ・・・
作者:なんか言ったか!?
助手:いや、ひとり言です(苦笑)。

助手の冷たい視線にも負けずに、小曲園へのリベンジを、ぜひ実行したいですね。実現したらもちろんここで紹介しますので応援してね(^_^)

おわり(いや、「つづく」にしたい)

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