1-21 津幡の民家?

いよいよ内部に潜入です。これまでの写真でも明らかですが、
徹底した破壊工作により、どこからでも潜入できる状態です。かなり荒れています。

作者:外観はこんなもんでいいだろ。中に入ろう。
助手:今回は思いっきり開放的だから、僕でも簡単に潜入できますね・・・
作者:こんな廃屋だったら小学生とかも面白半分で入っちゃうよな。危ないものがなければいいが。
助手:廃墟ってのは大概危険な要素ってあるでしょ?
作者:すでにガラスの破片があちこちに散らばってるからな(苦笑)
助手:それでも子供の遊び場になってるんでしょうね。
作者:でも親や学校が目を光らしてるだろ。
助手:最近の親とか学校ってドキュンな人多いですよ(笑)取り締まってるんならこんなふうに放置しておかないでしょ。
作者:そういえば「立ち入り禁止!」とか「危険!入るな」みたいな看板が見当たらないな。
助手:この廃屋、ずいぶん前から存在してますよ。もう完全に放置プレイでしょう。
作者:まあ、入ってすぐがこんな感じだからな(笑)↓

入ってすぐの作業場&店舗兼みたいな部屋。かなり荒らされています。
天井がとても高いです。ここにランマを展示していたのでしょうか?床には残骸が散乱しています。

助手:うひゃあ・・・なんじゃこりゃ・・・
作者:最初の大部屋がこれか。なかなか見せてくれるな。
助手:先輩は冷静ですねぇ。さすが廃墟フリークだな。
作者:荒れた廃屋もずいぶんたくさん見てきたからなぁ。
助手:天井が高いのがとても開放的ですね。

廃な風景があちこちで撮れます。このころはまだ銀塩カメラ。

助手:床にはいろんなもんが散乱していますね。
作者:木材の破片は建物の残骸かな?でもゴミがたくさん混じっているぞ。
助手:これは廃墟になった当時のゴミじゃないですね。侵入者が捨てていったものでしょう。
作者:どうせ夜間に大集合したクソバカヤンキーが残していったんだろ。隣はすぐ国道だし・・・ああぁ・・・

屋外にあった灯油タンクも部屋の中に引きずり込まれていました。無意味な行為ですね。
奥には通路が続いています。すぐ左には座敷の部屋が控えています。このへんは住居部分でしょう。
ハイ!洗います!って・・・蛇口がありません・・・ほこりの積もり具合もすごい。

助手:この広間は土間ですけど。奥にはいろんな部屋がありそうですね。
作者:外を見て回ったら奥に結構伸びてたからあと2、3部屋ぐらい見つかるだろ。
助手:しかしゴミが多いなぁ。
作者:生活ゴミが不法投棄されてるのかもな。

木の残骸のほかにも空き缶、空き瓶はもとより衣類や毛布まで放置されています。
左側に控える部屋がこれ。畳敷きの和室だったようです。敷いてあったじゅうたんがめくれています。

作者:隣の部屋は丸見えだな。まあ扉か襖があったんだろうけど。
助手:線路側の窓が消えている・・・電車から見える部屋はここだったんですね。
作者:そして草が侵入してきて・・・今は秋深しだから、草も枯れている。
助手:この部屋も荒れていますね。
作者:この部屋は手前に位置するから、侵入者が真っ先に入るところだろう。荒れるのも早いな。

かなり古いタイプの暖房器具(だと思う)です。表面はすっかり錆びても、存在を主張し続けます。
障子の紙は当然のことながらありません。破られて、風に飛ばされ、水に溶け・・・砂壁も剥げています。

作者:この部屋の見どころはこの変な暖房器具だな。
助手:これが部屋に残っているのもすごいけど、目立った破壊の痕も見られなかったのが奇跡ですね。
作者:障子や砂壁も完全に朽ちているな。
助手:廃屋ならではの風景ですね。
作者:それじゃあ次回はこの部屋で見られた衝撃的な(?)風景をお届けしたいと思います。

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