1-34 三ツ峠の廃屋

作者:さあ、待望の(笑)第三回河口湖遠征レポートだぁ!
助手:うーん、結局なんだかんだで1年越しの公開になりましたねぇ。
作者:でもこれは喜ばしいことだぞ。ネタが増えたから、取材即公開ってなことをしなくても済むのだ。
助手:ここは前回の調査でチェックしておいた物件ですね。
作者:そう。国道沿いの廃墟だから、さすがに目立つ(笑)。それほど大きい建物じゃないけど、見ておきたかったのだ。
助手:写真は50枚規模か・・・。結構な枚数ですね。
(今回は珍しく1ページに16枚の収録となりました。やや表示が重くなりますが、どうかご了承ください)

この物件も国道137号線沿い。まもなく三ツ峠にさしかかる場所です。

作者:道路沿いにこんなたたずまい・・・どうよ?
助手:よく見ないと廃墟かどうかわからないっすよ。よくわかりましたね。
作者:甘いなぁ。二階を良く見てみろ。ガラスが割れてカーテンがひらひらしてるじゃないか。
助手:この写真じゃ・・・わからないって・・・(苦笑)。

作者:これが裏側だ。
助手:窓が開け放たれていますね・・・ああ、あそこ!テラスの部分、ブロックで支えてある!
作者:そうなんだよ。これには俺もびっくりした。けっこう手抜き建築だぞ、ここは。
助手:一見するとロッジ風の宿泊施設みたいですね。
作者:でもなあ、この辺は観光地にはまだ遠いし・・・、表には普通の会社名が書いてあるし、謎だな。

うわあ、なんだかやばいアイテムです。お祓い?なぜこういうものが、こんな場所に?

作者:・・・これって・・・どうよ?
助手:こんなもんが落ちてたんですか?やばいっすよ、先輩。いわくつきの物件じゃないんですか?
作者:俺も偶然見つけた物件だし、そんなうわさは聞いてなかったぞ。ここまで来て、止めるわけにはいかんだろ。

出入り口は開放状態。ドキュンが壊したのか、解体途中だったのか?

作者:さて、入った。
助手:げげっ、またまた躊躇もせず入りましたね。あんなものを見てからでも入れたんですか?
作者:いやあ、そんなことはすっかり忘れてたよ(爆)。とにかく目の前の物件をこの目で見る!これが廃墟フリークの使命。
助手:それでこれが内部の写真ですね。何にもないですねぇ。
作者:うーん、コンクリート剥き出しで・・・これは侵入者が壊したというより、改装とか、解体の途中みたいな風景だな。
助手:これじゃすぐに探索は終了じゃ?
作者:いやいや、まだ二階がある。その前に、一階の全体を紹介するからな。

作者:こんな感じ。窓ガラスはほとんど全滅。出入り口は2ヵ所ある感じで庇があるほうはあらかた壊されてたけど、手動ドアのほうは辛うじて生き残ってた。
助手:工事中っていう理由もあったんだろうけど、やっぱり侵入者が破壊してますね、こりゃ。
作者:一度侵入されると止まらなくなるからな。窓ガラスなんかはひとたまりもないだろう。
建物の隅にある窓ガラスもこのありさまです。無意味な破壊工作が随所に見られました。
設備の跡もだいたい跡形もありませんでしたが、トイレと浴室らしき場所だけは確認できました。
辛うじて残された仕切りの壁。奥の部屋はどうなってるんでしょうか?
あらら、ガラスの破片が大量に残されていました。どこかのドアも放り込まれていました。

作者:1階はこんなもんかな。
助手:なんだかそっけないようで、けっこう見どころがあるような・・・そんな感じですね。
作者:いや、やっぱり物足りないね。これは2階に期待するしかない!だがな・・・
助手:え?2階にも行ったんでしょ?
作者:その前にだ。1階のどこにも、階段とかエレベータみたいなものが見つからなかったんだ。
助手:おおっ?そういえば、そうですねぇ。
作者:まあ、この辺の事情は次回の更新で解説するから。今回は1階部分を一挙公開となりましたが、本番は2階です!ご期待ください!

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