ラブホテル廃墟〜いよいよ室内に潜入します。

敷地の左側奥の部屋に注目しました。雑草が茂っていて大変ですが、部屋のドアに近づきます。

作者:さあ、いよいよ潜入だぞ。
助手:あれ?さっきの客室「セーラ」はどうしたんですか?
作者:それが、比較的出入り口から近い部屋は軒並み鍵が掛かっていて入れなかった(苦笑)
助手:なるほど。それで離れた部屋に注目したんですか。
作者:ここまで辿り着くのは大変だったぞ。背丈ほどの雑草がすごくて(苦笑)
助手:ドアになんか札が下がっていますね。
作者:これか?たしか「いらっしゃいませお気軽にお入りください」だったと思う(爆)
助手:・・・・・・。
作者:まあ、とにかく中を見てみようか。

作者:幸運にもこの部屋は鍵が開いてた。速攻で潜入(笑)。
助手:これは料金支払い用の小窓ですね。ラブホ独特の、顔を見られずに済むっていうやつ。
作者:まあこれでここはラブホだったっていうことが確定したな。
助手:そんなのは最初の写真ですでに確定してますって(苦笑)
作者:立地も悪いしな。車でしか来れないし(自分はバスで来たけど)タクシーでも辛い。

玄関に飾られた花がそのままなのにはびっくり。
生々しい雰囲気に圧倒されそうです。
室内に入って正面から奥に向かって撮ったアングルです。
さらに奥へ進むと、背を向けたベッドがはっきり見えました。

作者:さあ、室内だぞ。
助手:いきなり部屋の蛍光灯のカバーが無いっていうのが廃墟ならではのパターンですね。
作者:天井にも電灯はあったけど、壁のヤツがメインの明かりだったんだろうな。
助手:ベッドが背を向いているレイアウトも泣かせますね。
作者:ざっと見たところ、一応和風のつもりでデザインされた部屋だと思う。
助手:そうでしょうね。砂壁みたいだし、小さい窓にも一応障子が付いてるし。一つ外れているのはご愛嬌ですね(笑)
作者:奥の壁紙も木々をプリントしてあるし、真ん中に立っているのは竹のつもりか?
助手:せっかく和風にまとめてあるのに、ベッドがある側の窓だけカーテンが着いているのは苦しいですね。
作者:中が見えると困るけど、窓が無いのも困るというラブホによくあるジレンマだな。

ベッドは布団がずり落ちているものの、枕なんかは気味悪いくらいキレイに揃えてありました。
畳にはカビが生えていました。靴を履いていてもここには足を踏み入れたくないですね。
作者:気になるベッドを近影してみたぞ。
助手:ベッドを見る限りでは、そんなに汚れていない感じだけど、畳を見たら萎えちゃいましたね(苦笑)
作者:この部屋は日当たりが非常に悪いから、じめじめ&ほこりっぽい空気で長くは居られないぞ。
部屋の一番奥にある押入れです。派手な色の布団が残っていました。
反対側の床にはミニ庭園が・・・せこい演出です。
ベッドの方から入り口側を見たところです。左の隙間から見えるところが出入り口です。

作者:ベッドの反対側にあった庭園の小細工が一番笑えた(笑)
助手:確かに部屋をデザインした人のセンスが出ているなぁ。押入れの写真も生々しくてすごいですね。
作者:それじゃ、ベッド回りはこれくらいにして、残りの室内を見ていこうか。
助手:狭いながらも、けっこう見どころが多いですね。

部屋の中央に置かれていた座卓と座椅子。どこかの安旅館みたいな備品ですね。
壁の一部には何に使うかわからない差込口が・・・電話もそのまま放置してありました。
レースのカーテンで目隠しされた向こうはどうやら浴室のようです。

作者:ラブホの廃墟を探索して感じる共通点は「センスが悪い」「造りが安っぽい」だと思う。本気で。
助手:確かに利用してみたいな、と思わせようとする必死な努力は感じるんだけど、実際は空回りしてるってな感じ?
作者:しかもここは肝心なところで手を抜いてる。浴室なんて味も素っ気も無い。家族風呂に来たみたいだ(笑)
助手:せめて浴槽くらい凝っていたらよかったのに・・・ありふれた水色のポリ浴槽じゃね・・・
作者:残念ながら時間の(バスの発車時刻)都合上この一部屋しか探索できませんでしたが、ここにはもう未練はありません(苦笑)次回はここよりももっと充実した物件がUPされますので、どうぞお楽しみに!

なんと、2002年秋に再訪しました!ここからどうぞ!


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