1-37 石和温泉の廃ホテル

河口湖の廃墟めぐりを終え、バスで石和まで戻ってきました。
今日は甲府で宿泊ですが、時刻はまだ夕方の5時。このまま帰ったんでは
時間が惜しいので、最後の物件を見つけるべく、石和温泉で途中下車しました。

作者:ここを選んだのには実は理由があるんだよ。
助手:温泉街だからですか?
作者:うーん、それもあるけど、去年、今年と河口湖に訪れた時、電車に乗った。
助手:それは当然でしょう。
作者:お前が推薦するこの「周遊きっぷ」を有効に使うため、「あずさ」を大月で降りずにわざわざ甲府まで乗る。
助手:甲府からバスに乗ったほうが安上がりですからね。
作者:だからいつも石和温泉を通過するんだけど、ここで気になる建物を車窓から目撃したんだ。
助手:へえ、先輩の「廃墟千里眼」が威力を発揮したんだ・・・
作者:JR石和温泉駅からすぐのところだ。去年初めて甲府まで旅行したときに見つけた・・・。まあ景色の流れが速いから、錯覚かもしれないとも思ったんだけど・・・
助手:今年も見たんですね?
作者:そう。今年も確かに見えた。あれはどう考えても廃屋。ガラスがバリバリに割れているのが遠目でもはっきりわかった。
助手:どんな建物に見えました?
作者:白い鉄筋コンクリート・・・オフィスかな?学校かな?保育園かな?高さはあまり高くない。
助手:それで今年、探索決行ですか。
作者:うん、駅から徒歩で簡単に到達できるアクセスの便利さも手伝って、簡単に発見できた。それでは写真を公開するぞ!

写真をご覧いただく前に

今回の物件は助手から借りたデジカメを使用したので、800×600ピクセルの大画面でお楽しみいただけます。
この物件は、不法侵入の跡がはっきり見られた建物でした。一応周囲には金網、有刺鉄線が張り巡らされており、
簡単には侵入できないようになっています。とはいえ、侵入対策は万全とは言えず、建物は荒れ放題です。
このドキュメントを見て、建物に潜入しようと思った方、もちろん自己責任でお願いしたいですが、付近は住宅街で
駅にも近く、すぐそばには電車も走っています。潜入には万全な対策、配慮で付近住民の迷惑とならぬように
してください。肝試しやぁゃιぃ集会など、廃屋に潜入せずとも実行できる目的で潜入するのはお勧めできません。
ちなみに作者は、今回の探索ではこの建物の内部には潜入していません。

スライドショー開始!

初回公開 2001年9月29日
第2回(追悼公開)2001年11月25日
第3回 2002年2月11日
第4回(完結篇)2002年3月11日