1-40 雄琴の宿泊施設(内部探索篇)

前回は時間切れで内部探索を断念。涙を呑んだあの廃墟も今回で最終回です。

作者:いよいよこの廃墟の紹介も最終回か・・・。
助手:この物件もマイナーな存在なままで消えたわけですね。
作者:そうだな。これだけの物件が残っているならば他の廃墟フリークも黙っちゃいないだろ。
助手:これから先も客室が続いていますね。
作者:そして前回と同じく、あちこちで空しいツッコミが繰り返される・・・。

さらに奥へ進んでみましょう。
布団が敷かれたままの客室。不気味です。
ここも布団が敷きっぱなし。嫌な想像をかきたてます。
もうここで緊張感がピークに!ここに住んでいた人は今はどこに・・・?

作者:客室の内部は、DQN達によって破壊されているか、上の写真のように廃墟にありがちな光景があるか、どちらかだ。
助手:うわあ、これはヤバイっすね。ホームレスの棲家でしょ?
作者:うむ、最後の写真は特に長く住み着いていたような痕跡だし、怖いね。ここで出くわしたら、どんな目に逢うかわからん。
助手:それでもさらに奥に進もうとする、廃墟フリークの廃墟に対する意気込み、すごいなぁ。

洗面所兼給湯室!?こんなところで朝の洗面を・・・。もう絶句です・・・。
最上階へ向かいます。

作者:ココが最大級のツッコミどころだな。
助手:部屋にトイレも洗面所も無いんですね。小学生時代に参加した林間学校の合宿所並ですよ。いや、それ以下かも・・・。
作者:外に洗面所って時点で論外だが、その外の洗面所も安っぽいユニット洗面台が無造作に並べてあるだけ・・・。一泊2000円級だろ。

最上階に着きました。大きな扉の向こうは屋上になっています。
屋上には簡単に行けますが、人目が気になるので断念。さらに奥に進みましょう。

作者:最上階は屋上が見える。でも外に出るのは自殺行為だ。
助手:たしかに目立ちそうですね〜。
作者:だからこれでめぼしいものはすべて見たかなって思いかけたけど、奥に通路が続いていたから進んでみた。
助手:まだまだ続くわけですね。

最初に見えた部屋の中はガラクタでいっぱいになっていました。

作者:どうよ?
助手:へえ。まだ部屋があったんですね。
作者:元々どんな用途の部屋だったかはこの様子だけじゃ分からない。はじめから物置だったのか・・・?
助手:奥に見える壁紙が気になりますね〜。

隣の部屋は、椅子やベッドが散乱していました。
二人部屋だったのでしょうか?シングルベッドが二つ並んでいます。

作者:ここも客室だったか?
助手:今度は洋間みたいですね。床が真っ黒ですけど、これは・・・?
作者:客室が並ぶ廊下周辺と室内が雨漏りで水没していたみたいだ。吹雪さんが訪れた時はかなり水位が高くて足首くらいまで水に漬かったらしい。
助手:そんな障害もあったんですか?いやですねぇ。
作者:俺が訪れた時には、連日の晴天続きでかなり水も引いていた。それでも床はヌルヌルで気持ち悪かったよ。
助手:部屋に残る調度品もツッコミどころですよね。
作者:まあね。洋間の客室なんだろうけど、安っぽいベッドだよなあ。ビジネスホテルでももうちょっとゆったりとした立派なベッドを使ってるぞ。

カーテンの柄は洋間らしくなかなか派手です。
投石があったのでしょうか?窓ガラスに穴が開いていました。

作者:やっぱり荒れているねぇ。
助手:こんな高層階の窓ガラスまで割られているんですか?破壊する人も必死ですね(苦笑)。
作者:でもこんな微妙な荒れ方が、この廃墟の持ち味だったかもしれない。人の手で荒らされすぎたら、もう廃墟とはいえないと思う。
助手:先輩のこだわりですか・・・。
作者:なにはともあれ、もう見ることができないと思うと寂しいですね。最後までご覧頂きましてありがとうございました!

おわり

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