1-41 雨晴の廃?マンション

その4 マンションの裏側に潜入!の巻

作者:合同探索でのレポートはまだまだ続くぞ。
助手:うーん、結局この物件もかなり多くの写真が集まりましたね。
作者:さらにもう一度再訪してるからそれも加えるとかなりの数になるな。
助手:「廃屋にっぽん周遊」の中でも屈指の大規模物件になりましたね。
作者:うむ。ただ残念だったのは部屋の内部に潜入できなかったことだな。それとあくまでも準廃墟だったということ。
助手:だから殿堂入りできなかったんですね。
作者:そうだ。しかし外観は廃墟マニアを充分満足させるものだったな。それじゃ、マンションの裏側をじっくりとどうぞ!

裏山を上がる細い道路を進むとマンションの裏側に着きます。
下段の渡り橋は床のコンクリートが崩落していてきわめて危険な状態です。
道路からアクセスできる上段の橋は無事でした。慎重に渡ってみましょう。
振り向いて道路側を撮ってみました。

作者:今度も外観をかなり接近して撮ってみたぞ。
助手:へえ。道路とマンションを橋でつないでいるんですね。
作者:しかしけっこう危険な状態だったぞ。見下ろしたら崩落した橋が見えるし、挑戦したかったけどさすがに危険だったので止めた。
助手:それが賢明ですよ。鉄骨だっていつ崩落するかわからないですからね。
作者:それがねぇ。次の写真を見ればわかるけど、どうしても先に進みたい理由があったんだ。
助手:???じゃあ実際に見てみましょうよ。

下層階の一室。窓が開いていて、ここが唯一潜入可能な部屋でした。しかし・・・。
初回公開時にちょっと見せた後付けの階段。複数の階層にアクセスできる造りになっています。
下を見下ろすとこんな感じ。墜落したらまず助からないでしょう。
電気が供給されています。これがある限りこの物件は「準廃墟」の域を出ません。
隙間にカメラを押し付けてやっと部屋の内部が撮れましたが、ガラス戸が閉まっていて奥の様子が見えません。

作者:下層の橋が生き残っていたら唯一窓が開いていた部屋に潜入することができたのに・・・ orz
助手:うーん、でもやっぱり無理ですよ。鉄骨も錆びてるし、手摺も頼りないし、もしものことがあれば・・・
作者:そうだな。マンションの裏側に乗り移れただけでも感謝しないと。この造りにはちょっと興奮したね。
助手:確かに、正面からは内部の階段を登って玄関のドアから入るのに、上側からは勝手口?からも出入りできるんですね。
作者:他のマンションやアパートではこんな造りはなかなか無いぞ。
助手:そして最初にちょっとだけ見た例の階段も興味深いですね。
作者:あれは最後の住民だけのものじゃなかったかもしれないな。あの造りだと複数の階層につながっていたからな。
助手:それらも含めると、ますますこのマンションの構造がトリッキーだなって思えますね。
作者:そうだな(笑)。そしてこのマンションも伝説となるんだ。それは次回で!

次は「隔離されたマンション?の巻」です!→


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