1-44 北潟のドライブイン

2002年最後の公開はやはり地元北陸の物件で締めくくりましょう。
小さい規模ながら廃墟の雰囲気を満喫できた物件でした。

作者:おい!探索に行くぞ!お前も知っている場所だから・・・
助手:どこですか?
作者:ちょっと遠いぞ。福井県だ。
助手:ひゃあ、電車で行くのですか?発車の時間を調べておかないと。
作者:電車では行けないよ。クルマじゃないと。
助手:へ?それでも僕が知ってる場所なんですか?
作者:行きは俺が運転するから、帰りはお前頼むな。一度行けばわかるよ。

廃墟前の駐車場跡地です。もうすっかり寂れています。

作者:ここだ。
助手:へぇ。確かに知っています。近くに学生時代の友人が住んでいますからね。
作者:湖畔に建っていた観光客向けの建物だったみたいだな。しかし、場所が悪すぎるよ。
助手:東尋坊とか芦原温泉とか、観光地から中途半端に離れていますからね。
作者:とにかく周辺を調べよう。
助手:写真、撮りますね。

看板塔の根元です。すっかり錆びてボロボロになってます。
レスト「湖畔」です。食事ができる店だったようです。
こちらは「海産?センター?」海産物の販売所だったみたいです。

作者:なるほど。北陸の海産物をお土産にして、売ろうとしたのか・・・
助手:この手の商売って、よく失敗するんだけどな・・・。

シャッターはすべて閉まっていました。中を見てみたいですね。
例にもれず、破壊工作の跡が。内側から板で塞がれています。
木の陰にある窓ガラスまで割られています。

作者:これぞ廃墟だな。しかしこんなところまで来て廃墟を荒らすっていうのもなぁ。
助手:破壊工作も目立ちますけど、この寂れ具合が泣かせますね。通る車もまるで興味なしですから。

よくわからない機械がひっぱり出されて放置されていました。

作者:入り口周辺の荒れ具合がすごいね。
助手:ちらほら落ちているゴミも最近のものから古そうなものまでいろいろですね。
作者:さあ、次は内部の潜入だぞ。潜入口を手分けして探そう。
助手:やっぱり・・・入るんですか・・・

敷地の隅っこに朽ち果てた小屋を発見。調べてみました。
内部はがらんどうでした。元の探索に戻ります。
正面の姿からは想像できないような、裏口の様子です。農家のような外観です。

作者:うわあ・・・、この雰囲気、たまらなくいいね。
助手:夏に来たら、ここまで見ることができなかっただろうな。周囲の草木がすごいからなぁ。

古びた瓶コーラの自動販売機が眠っていました。いよいよ内部に突入です。

作者:よし、潜入口確保!Katsu、入るぞ!
助手:ひゃあ、久しぶりだな、先輩と一緒に廃墟に侵入するのは・・・。
作者:車が通る以外は人気がないから大丈夫だよ。ふふふ、楽しみだな!

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