1-56 金沢市湯涌の廃寮Part4

もはや伝説となった大物廃墟、白雲楼ホテルの付帯施設です。

作者:リクエストに刺激されて、天気もこの時期にしてはまあまあだったから再訪してみた。
助手:はあ!?またですか?
作者:この時期だからだよ。夏に行ってみろ、背丈以上の草木が行く手を阻んで近づけないぞ。
助手:まさに天然のバリアーですね。
作者:今の時期だと草木も枯れて探索しやすいけど、天候に恵まれないし、雪も積もるからドキュン連中も来ないだろう。
助手:まあ、この時期に肝試しは辛いですね。
作者:ここでは先に潜入したときに撮り損ねた箇所を重点的に紹介します。

内部(トイレ、浴室など)

  
トイレはどの世帯も洋式でした。便座カバーやトイレットペーパーが
そのまま残っていました。窓から蔦が伸びかけて枯れていました。

別のトイレは青い便座カバーが残っていました。
ここも蔦が中まで侵入しかけて、そのまま枯れていました。



周囲にはレースのカーテンが飾ってありました。
殺風景なトイレに、わずかに残された生活感ですね。

トイレの脇には洗面台が造りつけてありました。
鏡もある洗面道具入れがなんともレトロです。

浴室はガス風呂でした。浴槽はかなり狭いです。

どの世帯も同じ風呂でした。
壁の塗装が剥げて、非常に寒々しい雰囲気です。

内部(各部屋と通路)

鍵が開いている部屋を片っ端から探索です。
ここは障子や襖がそのまま残っていました。

部屋はダイニングキッチン以外はすべて和室でした。
ここは比較的保存状態の良い部屋です。

ダイニングキッチンから隣のリビングを見たところです。

天井は砂壁になっていて、電灯が壊されずに残っていました。

壁紙が剥がれてしまった部屋です。
窓には枯れた植物が絡まっています。

見たこともないデザインの電話機です。
もしかすると内線専用電話だったのかもしれません。

この世帯は「海」をイメージした内装になっていました。
殺風景な間取りの部屋に入居者のインテリアセンスが残されています。

マリンブルーに似合わない襖ですね。
この部屋は前のページで紹介した消化器の粉末が撒き散らされたところです。

散らかっています。前に来たときとは明らかに荒らされています。

この部屋も前に訪問しましたね。家具の位置が微妙に違う気が…?

ここも紹介しましたね。食器やガスレンジがそのままです。

冷蔵庫が残されていました。これにもたくさんのシール痕が。
小さな子供がいた世帯だったのでしょう。

窓からは隣の寮(廃墟)が見えます。

残されたちゃぶ台が哀愁を誘います。
カレンダーはNECのバザールでござーるの販促品です。

次も内部の様子を紹介します→


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