1-65 山中(石川県)の廃温泉旅館

更新が3年も滞っていました(大汗)。
これから質より量で。とにかく写真をアップしてゆきます。
写真は2002年の初探索と2003年の合同探索で撮影したものが混在しています。

助手:今度は「淀」ですか・・・
作者:うむ。さっきの「ねね」とは対照に造られたラウンジだね。
助手:秀吉の側室ですよね?こっちのほうが知名度が高いかも?
作者:秀頼を産んだからねぇ。そのせいか規模もこっちのほうが大きかった(苦笑)。
助手:それでは、見てみましょうか。
作者:僕イチオシの場所です。それでは、どうぞ!

7.ラウンジ「淀」

ラウンジ「淀」の入り口です。
相当荒れているように見えますが、天井が崩落しているようです。
自然崩壊でしょうか?DQN決死!?の破壊工作でしょうか?

入ってすぐに、金ピカの天井飾りが目に飛び込んできました。

店内は濃い青と白の内装で統一されていました。
「ねね」に比べてずっと広い部屋です。
ソファとテーブルが雑然と並んでいました。

濃い青の内装のせいか、店内は暗く感じます。
窓の外がすぐに隣の建物の壁、というのも暗さの原因でしょうか?

ここも窓にむき出しの筋交い鉄骨がありました。
もっとも、営業の性格上、夜に窓を閉め切っているので
これでもよかったかもしれません。

バーラウンジということで、窓には重厚な藍色のカーテンが掛かっていましたが、
すべてボロボロに引き裂けています・・・。
おそらく、現役時は閉め切っていたものと思われます。

店内の左奥にミニステージが設けられていました。
白と藍色のカーテンで仕切られています。
カラオケらしき機械もありました。

白と藍のコントラストが美しいです。
もうちょっと保存状態が良ければ、いい雰囲気のラウンジだったでしょう。


助手:うーん、これはもったいないですね。
作者:この廃墟で一番美しい空間だったな。造りは安っぽいけどね。
助手:カーテンがボロボロだったのが惜しいですね。
作者:窓が全開だったからなぁ。あそこもガラスが割られたのだろうか?確認しなかったよ。
助手:床にガラスの破片が散見されますし、やっぱりDQNの破壊工作ですね・・・。
作者:まあ建物全体が解体されてしまったし、今となってはもう幻だな。ここは、残ってほしかった。

ホテル和○園トップに戻る→


←メニューに戻る