今回からは、車内の写真を公開してゆきます。

作者:これはすごいぞ。想像以上の物件だ!(カシャカシャカシャ、どんどん撮影する)
・・・撮影を終えて車外に出ました。
助手:先輩、どうでしたか?
作者:まあ、とにかく見て来い。マイクロバスじゃない。キャンピングカーのほうが近いな。
助手:それじゃ、行ってきます(バスの中に潜り込む)・・・あー、面白い。たしかに、ヘンなバスだー(やたらに感心している)
作者:こんな車がこんなとこにあるとは意外。なんといってもこの内装にこの壊れ具合がたまらなくよかった。

マット張りのパーティション、派手な柄のカーテン、木の手すり・・・壊れてしまうと余計にみじめ。

助手:椅子や壁やカーテンなんか、欧風のインテリアでまとめてありますね。
作者:だからこれは単なる乗合バスじゃなくて、個人が持っていたキャンピング仕様のバスだったんだ。
助手:こうして薄汚れてしまうと、高級感がかえって貧乏臭く見えますね。
作者:壊れ方が自然。これは本当に勝手にここまで朽ちたんだろうな。

車の最前部は崩壊した物の山で潜り込めない。いったいこの圧迫感は・・・?
なんと!天井が真っ二つに割れて崩壊していた!マットが剥がれて垂れ下がっているので狭く感じたのです。

作者:なんか狭い狭いと思っていたら、天井が落ちてしまっていたんだ。外からはわからなかったよ。
助手:ということは、今までずっと車内も風雨に耐えていたんですか・・・
作者:何回も水浸しになったんだろうな。

車内の隅に残るレースのカーテン。こうした小物が廃墟の魅力を引き立てる?

助手:まだ写真はありますか?
作者:今回は予定よりたくさん撮ったから、3本立てにしよう。次回に完結、ということで・・・
助手:廃車体もけっこう続きますね。
作者:次回はKatsuのリクエストなんかもいいな。鉄道趣味ならどんな物件だ?
助手:僕が興味がある物件は、やっぱり寝台車(ブルートレインのことか?)ですね。
作者:おおっ!それ、いいね。どこかにないかな・・・

次回更新につづく

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